doudevilleのblog

『草の糸を空の色に染めて。。。』

2014年08月

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錆御納戸。(さびおなんど)

錆御納戸は灰みをした暗い落ち着きのある御納戸色です。

錆色は『侘び、寂』に掛けた言葉遊びです。
江戸時代に流行りをみせ粋な江戸っ子に好まれた様です。

御納戸の付く色名は他に藍御納戸・鉄御納戸・高麗御納戸・御納戸茶などがあります。

今回は初めて染め上げた錆御納戸をルオムの森 北軽マルシェにお持ち致します。

右が中緑。左が錆御納戸になります。

ご好評頂きました「群青」「中緑」もご用意致しました。

ぜひ!お手に取りご覧下さい。

8月30日(土)・31日(日)

北軽マルシェ ルオムの森
10:00~16:00 雨天決行
群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1984ー43

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鈍色。(にびいろ)

平安時代から使われた色名で、近しい人に不幸があった時、喪に服す気持ちを込めてこの色を着用しました。

藍下に夜叉(矢車附子)を掛けて青みがかった灰色に染め上げました。

「墨の五彩」の焦・濃・重・淡・清の重に当たる色合いです。

この薄墨色は山水画や幽霊画などに良く使われました。

幽霊画では江戸時代中期の絵師、円山応挙や河鍋暁斎などが有名です。

日本特有の足のない幽霊は応挙の手によるものとされています。

また諸説には、幽霊を見たことがない応挙が幽霊の絵を描くことが出来ず悩んでいたところ、応挙の内儀が命を絶ち幽霊になって応挙の前に現れた。と言われています。
五月十八日が命日とされています。

墨の濃淡を使い足のない幽霊を描いた日本の幽霊画は見るだけで背筋に冷たいものを感じずにはいられません。

喪の際、薄墨で書くのも平安時代からの慣わしの様です。

モノツクルクル縁日 七軒町の夕日
テーマはお化け。

応挙が幽霊を描いた際一番使われた色、鈍よりとした薄墨色。

鈍色をお化け色として染め上げました。

今週末の七軒町の夕日モノツクルクル縁日にお持ち致します。

ぜひ、お手に取りご覧下さい。

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出展スケジュールのお知らせです。


8月22日(fri)

フライデーナイトフィーバー

道の駅 みかも
17:00~21:00 雨天決行

http://friday-night-fever.com


8月23日(sat)

モノツクルクル市

モノツクルクル縁日 七軒町の夕日
オリオン商店街P 大聖院P
午後四時から午後九時

tsukurukuru@goo.jp


8月30日(sat) 31日(sun)

北軽マルシェ

ルオムの森
群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1984ー43
10:00~16:00 雨天決行

ぜひ!遊びにいらして下さい。

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勢司さんの「真竹の籠たち」

とても長い時間考えて。

素敵をひとつ連れて帰りました。

またいつか籠たちに会えますように・・・


generaL STORE presents

Au Bon Vieux Temps vol.13


勢司 恵美さん 「真竹の籠たち」

2014年8月2日(土)~10日(日)
6日(水)・7日(木)定休日

cafe la famille 納屋 12:00~18:00

generaL STORE
茨城県結城市結城911ー4
0296ー33ー9507
www.cafelafamille.com

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