doudevilleのblog

『草の糸を空の色に染めて。。。』

2013年04月

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鶯色。

鶯の羽根の色からきた色名です。
藍の下染めに黄蘗と楊梅を掛け染め上げました。


コチニール。

藍の下染めにコチニールを掛け滅紫(けしむらさき)色を染めました。

滅紫は紫草の根を使い染めます。
紫根(しこん)はきれいな紫色に染まりますが高温になるにつれ紫味が失われ灰味がかった暗い紫色になります。
滅(めつ)は『けし』とも読み滅紫(けしむらさき)と呼ばれるようになりました。

リネンは紫根の染液が定着しにくく高温では更に染まらないため、藍の下染めにコチニールを掛け滅亡色を染めました。

ぜひ、お手に取り滅紫色をご覧下さい。

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浅緑。

藍の下染めに黄蘗を掛け染め上げます。
ご好評頂き群馬の森クラフトフェアで完売になりましたがもう一度染め益子陶器市にお持ち致します。


黄金花。(コガネバナ)

黄金花は黄味の染色材料の中では2番目に透明感のある明るい色が染まります。

根が鮮やかな黄色をしている事から黄金花の名前がつきましたが花はきれいな青紫色をしています。

漢方薬としても使われ解熱効果や消炎作用があります。

根の部位を使い染め上げます。
日光堅牢度も良く黄色の下染めや黄色を染め上げる時には欠かせない植物です。

単色の透明感のある明るい黄金花をぜひご覧下さい。

益子陶器市にお持ち致します。

春の益子陶器市に出店致します。

4月27日~5月6日
城内坂うめの民芸店様、前テントにて出店しています。

街中がにぎわう陶器市、陶器以外の作家もたくさん出店しています。

ぜひゴールデンウィークは益子陶器市に遊びに来て下さい。

新色を染めてお待ちしています。

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群馬の森クラフトフェア、ご来場ありがとうございました。

冷たい雨にもかかわらず、たくさんの方に糸をご覧頂けて楽しく終了する事が出来ました。

またお会いする日を楽しみに。。。

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褐色(かちいろ)

紺よりもさらに濃い藍染を『勝色』または『褐色』と呼びました。

藍染の質実剛健さと「かち」に「勝」の字をあてて勝色とし、武将達は縁起を担ぎ武具の革や布帛(ふはく)を染めました。

褐色威(かちいろおどし)や褐色の直垂(ひたたれ)などの表記があります。

今でも剣道の胴着の色が褐色です。

2009年のワールド・ベースボール・クラシックのユニホームの色が褐色でした。

藍を重ね褐色を染め上げました。

褐色。臙脂。群馬の森クラフトフェアにお持ち致します。

古来の伝統色を是非ご覧下さい。

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