doudevilleのblog

『草の糸を空の色に染めて。。。』

2012年10月

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葡萄色(えびいろ) Garnet.

熟して赤紫になり、その赤紫に茶を加えた色を言います。
女官や神に使える巫女の緋袴の色です。


黄丹(おうに) Orange vermilion.

『丹』は古来より社寺の丹塗りに用いられました。
青丹の屋根瓦と丹塗りの柱による平城京の色彩美が思い出されます。


照柿(てりがき) A deep orange.

熟した柿の表皮の色で、濃い赤みがかった橙色を言います。
柿の色名は『洗柿』『洒落柿』『晒柿』『近衛柿』『照柿』と移り行く柿の色を表しています。


臙脂(えんじ) Crimson.

前回よりも深い色に染め上がりました。

写真上が葡萄色・右から黄丹・照柿・臙脂になります。

写真では実際の色を表現しにくいので是非、お手に取り秋の新色をご覧下さい。

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路考茶(ろこうちゃ) Blonde tan.


歌舞伎女形の二世瀬川菊之丞が

明和3年(1766)江戸中村座で狂言
『八百屋お七恋江戸紫』の下女お杉役で着た衣装の色を『路考茶』と言う。

当時、役者色としては江戸時代に一番長く流行りをみせた色です。

渋味のある黄みのOlive greenをしています。

写真では実際の色と少し異なりますが
下が路考茶、上が茜になります。

秋の益子陶器市にお持ち致します。

秋の益子陶器市に出店致します。

11月1日~5日まで
益子町城内坂『うめの民芸店様』前のテントにて出店致します。

秋の山々を彩る木々の色を染めてお持ち致します。

今までにない新色、黄丹、照柿、黄檗を染め上げました。

またご好評頂いている臙脂、江戸紫、
浅緑、路考茶、藍鼠が染め上がりました。

是非、お手に取り秋の益子路の色をお楽しみ下さい。

秋晴れのイベント日和になりました。

たくさん出会い。
楽しい会話。
そして『しもだてfamily』

ありがとうございました。

また、お会いするのを楽しみ新色の勉強に励みます。

次回、しもだてマルシェは1月ダルマルシェになります。

ご好評頂いている甘酒も予定しています。

どうぞ宜しくお願い致します。

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新宿 伊勢丹の展示会でRARIさんのDiaryを購入。

RARIさんがサインとうさぎの絵を描いてくれました。

主人の大好きなうさぎさん
良かったね。

そして、RARIさん ありがとうございました。

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